7.3.59. shutdown#
7.3.59.1. 概要#
shutdown はGroongaサーバープロセスを終了します。
shutdown はデフォルトではgraceful shutdownを使います。もし、実行中のコマンドがあるならそれらのコマンドが終了してからGroongaサーバープロセスを終了します。 shutdown コマンドを実行した後は新しいコマンドを実行されません。
Added in version 6.0.1: shutdown は mode パラメーターに immediate を指定するとimmediate shutdownを使います。たとえ実行中のコマンドがあってもGroongaサーバープロセスをすぐに終了します。
注釈
immediate shutdownを使うにはすべてのリクエストに リクエストID を設定する必要があります。
Added in version 9.1.2: Groonga HTTPサーバーは全てのスレッドが使用中であってもimmediate shutdownを受け付けます。
注釈
この機能はGroonga HTTPサーバでのみ使えます。
7.3.59.2. 構文#
このコマンドの引数は1つで省略できます:
shutdown [mode=graceful]
7.3.59.3. 使い方#
shutdown はデフォルトではgraceful shutdownを使います。
実行例:
shutdown
# [[0,1337566253.89858,0.000355720520019531],true]
明示的に mode パラメーターに graceful を指定することもできます。
実行例:
shutdown --mode graceful
# [[0,1337566253.89858,0.000355720520019531],true]
mode パラメーターに immediate を指定することでimmediate shutdownを使うことができます。
実行例:
shutdown --mode immediate
# [[0,1337566253.89858,0.000355720520019531],true]
immediate shutdownはgraceful shutdownする時間がないときに便利です。たとえば、WindowsはWindowsをシャットダウンするときに時間内に終了しないサービスを強制終了します。
7.3.59.4. 引数#
このセクションではこのコマンドのパラメーターを説明します。
7.3.59.4.1. 必須引数#
必須の引数はありません。
7.3.59.4.2. 省略可能引数#
いくつか省略可能な引数があります。
7.3.59.4.2.1. mode#
シャットダウンのモードを指定します。利用可能なモードは次の通りです。
値 |
説明 |
|---|---|
|
実行中のコマンドが終了してから終了します。 これがデフォルトです。 |
|
Added in version 6.0.1: 実行中のコマンドがあってもすぐに終了します。 |
7.3.59.5. 戻り値#
shutdown はシャットダウンを受け付けたときは以下のようにボディが true になります。:
[HEADER, true]
shutdown がシャットダウンを受け付けなかったら HEADER にエラーの詳細が含まれます。
HEADER については 出力形式 を参照してください。