7.26.1. 概要#
7.26.1.1. 概要#
Groongaをライブラリーとして使うことができます。Groongaを初期化・終了するために次のAPIを使う必要があります。
grn_init() はGroongaを初期化します。一方、 grn_fin() はGroongaを終了します。
Groongaが提供するAPIを使う前に grn_init() を1度だけ呼ぶ必要があります。Groongaが提供するAPIを呼び終わったら、 grn_fin() を1度だけ呼ぶ必要があります。
7.26.1.2. 例#
以下はGroongaを全文検索ライブラリーとして使う例です。
grn_rc rc;
/* It initializes resources used by Groonga. */
rc = grn_init();
if (rc != GRN_SUCCESS) {
return EXIT_FAILURE;
}
/* Some Groonga API calling codes... */
/* It releases resources used by Groonga. */
grn_fin();
return EXIT_SUCCESS;
7.26.1.3. リファレンス#
-
grn_rc grn_init(void)#
grn_init()はGroongaが使うリソースを初期化します。他のGroongaのAPIを呼ぶ前に1度だけこれを呼ぶ必要があります。- 戻り値:
成功時は
GRN_SUCCESS、エラー時はGRN_SUCCESS以外。
-
grn_rc grn_fin(void)#
grn_fin()はGroongaが使ったリソースを解放します。grn_fin()を呼んだ後はGroongaのAPIを呼ぶことはできません。- 戻り値:
成功時は
GRN_SUCCESS、エラー時はGRN_SUCCESS以外。